内容説明
オンライン授業、デジタル教科書、GIGAスクール構想―変化の大きな時代に求められる「自ら学ぶ力」とは。「教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)」をキーワードに、日本の教育を牽引する教授らが徹底討議!コロナ禍を乗りこえる、読むと元気になる、実践的教育書!
目次
第1部 コロナ禍中・GIGAスクール時代前夜の教育(コロナ禍の子どもたちと先生;コロナ禍でも通用する教育技術的アプローチ;コロナ以前から問題視されている日本の教育体制の弱点)
第2部 withコロナ・GIGAスクール時代の教育(オンラインにおける教育技術の可能性;withコロナでも人とつながっていくために;デジタルトランスフォーメーションに対応する「学び」のあり方)
第3部 “先生の先生”に聞くもっと知りたいQ&A(オンラインでの人間関係の形成;熱中軸;評価・見取り;教師の機能・役割;職員集団・校内研修;メンタルケア;教師修業・スキルアップ;分業制;ハイブリッド学習;管理職・自治体)
著者等紹介
堀田龍也[ホリタタツヤ]
東北大学大学院情報科学研究科教授。博士(工学)。専門は教育工学・情報教育。東京都公立小学校教諭を経て大学に転身。日本教育工学会副会長。中央教育審議会委員、教育再生実行会議初等中等教育WG有識者等を歴任
赤坂真二[アカサカシンジ]
上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から、現所属。即戦力となる若手教師の育成、主に小中学校現職教師の再教育にかかわりながら、講演や執筆を行う
谷和樹[タニカズキ]
玉川大学教職大学院教授。北海道札幌市生まれ。神戸大学教育学部初等教育学科卒業。兵庫教育大学修士課程学校教育研究科教科領域教育専攻修了。兵庫県の公立小学校に22年勤務。TOSS(Teachers’ Organization of Skill Sharing)代表
佐藤和紀[サトウカズノリ]
信州大学学術研究院教育学系・助教。博士(情報科学)。元東京都公立小学校・主任教諭。専門は、教育工学、教育方法学、情報教育。文部科学省「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 効果的なICT活用検討チーム」、同「児童生徒の情報活用能力の把握に関する調査研究 企画推進委員会」委員、同「教育の情報化に関する手引」執筆協力者、同ICT活用教育アドバイザー等を務める。日本教育工学協会理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。