京都の災害をめぐる

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京都の災害をめぐる

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909782038
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0025

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

9
デジタルアーカイブを活用した京都災害データベース。さまざまな地点で、江戸後期「文政京都地震」(1830年)の被害が顔をのぞかせて興味深い。文政京都地震は、規模のベンチマークとして後世言及されることもあり、近年の東日本震災・阪神震災のように一種の記念的な災害だったのだろうか。あまり知られていない地震だろうが要記憶な災害。大火といった火災に比べて、地震被害が現代の京都で語られることは意外にも少ないが、歴史的に見てむしろ地震被害が各所に刻印された都市だった(石灯籠の転倒痕が代表的)。2019/11/17

アメヲトコ

9
千年の都という言葉の響きとはうらはらに、数多くの大災害に見舞われてきた京都。その京都市と山城エリアに残る災害の痕跡を地図と文章で解説したガイドブックです。コンパクトな体裁ながら非常に教育的なつくりで、各解説文にはこまめに参考文献が示されてより詳細な議論にアクセスできるようになっていますし、近年公開が進んだデジタルアーカイブを積極的に活用し、その可能性も示してくれています。災害史のみならず地域史入門としても有用な一冊です。2019/10/26

kira

4
一見目立った自然災害もなく平安に感じること京都。しかし、史料を紐解けば、水害・地震・火災に襲われ続けたことが見えてくる。ーー学生時代を京都市内で過ごしたのだけど、この本片手に京都を歩いてみるのも、人々が生きた証を感じられて楽しかっただろう。2020/03/13

田中峰和

3
千年の都は、当時の文献も多く自然災害だけでなく、大火の被害報告も数多く残されている。エリア別に名所の被害規模が記録されているが、悲惨な状況からその後の復興で現状があることを思うと勇気づけられる。同じ浄土真宗だが、部分的な火災を一度しか経験しなかった西本願寺と比べ、東本願寺が4度の大火に寺院を焼失した不運に同情する。国宝の建造物を多く残す西本願寺に比べ、明治以降に再建された東本願寺の建造物は重要文化財でしかない。両寺院とも同じ時期に大屋根の修復をしたが、国の援助が少ない東本願寺は工事費の捻出に苦労した。2020/05/30

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