内容説明
すりばち森にふく風がそっとせなかをおしてくれたよ。
目次
1 とびたって
2 風にのって
3 きっとあえる
4 新しい友だち
著者等紹介
はらまさかず[ハラマサカズ]
1972年愛知県生まれ。作家、編集者。日本児童文学者協会理事。著書に『お父さんとお話のなかへ 父と子のお話12か月』(本の泉社)など。2022年『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』(ひだまり舎)にて第55回日本児童文学者協会新人賞受賞。信用金庫の月刊広報誌『楽しいわが家』にてエッセイ『お父さんの気持ち』連載中。おはなしのサイト「よむよんで」運営
石川えりこ[イシカワエリコ]
イラストレーター・絵本作家。『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)で第46回講談社出版文化賞絵本賞、および台湾で2017年Openbook最佳童書を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
モモンガのお話ではあるけれど、主役はうさぎとハリネズミだったのですね。 たびネコも含めて、風が作ってくれた友だち関係でした。 さり気なく素朴で、自然体なのが良いと思いました。 何となく誰かに出会えそうな、期待感が湧いてきました。2023/06/26
anne@灯れ松明の火
14
新着棚で。「うさぎとハリネズミ」の続編だ!とワクワク♪ 初め、ふたりがおらず、モモンガの話で、おや? 引っ込み思案のモモンガは、風に押されて、旅ねこの前に落っこち、話ができ、大決心。また風に乗って飛びたった。そこで出会うのがうさぎとハリネズミ♪ 風がつなぐ不思議なご縁。そして、実は旅ねことうさぎたちにもつながりが……。友達っていいなと思える作品がシリーズになって、うれしい! 石川えりこさんの絵も大好き!2023/02/01
スイ
12
ああー!2作目もとってもいいなぁ…! 短い中でも心の動きの一つ一つが伝わる。 お土産の結末には泣いてしまった。 モモンガとねこ、それからうさぎとハリネズミ。 みんなみんな大好き。2023/05/31
mntmt
10
風に導かれて。2023/01/15
遠い日
9
卯年にちなんで。「うさぎとハリネズミ」シリーズになってとっても嬉しい。今回も4つのお話で友情を語ります。うさぎとハリネズミに新しい仲間ができました。モモンガの子が登場して、風が4話を吹き抜けていきます。偶然の出会いが3人を繋ぎ、旅の途上のねこともまた繋がりができた。会いたい気持ちがみんなを繋いでいく不思議。もしかしたら青い羽の魔法かな?温かなお話に石川えりこさんのやさしい絵がぴったりです。2023/01/26