内容説明
計画停電の夜、県検察院のトップが殺害された。唯一の目撃証言が指し示した容疑者は、地域の人々から愛されるベテラン警官・葉援朝。葉には娘を有力政治家の息子に殺されながら、示談に甘んじ隠蔽に協力させられた過去があり、被害者も事件の関係者だった。数日後、今度は人民法院の裁判長が死亡する。事故死と思われたが、捜査責任者の高棟は力学の知識に長けた人物による計画犯罪を疑う。葉援朝には、彼を慕う物理教師の甥がいた―。
著者等紹介
紫金陳[シキンチン]
中国の名門大学の一つ、浙江大学卒業。2007年にデビュー。十数作品の小説を発表している人気作家。代表作の「官僚謀殺」及び「推理の王」シリーズは、人々の琴線に触れるストーリー展開に加え、社会問題に深く鋭く切り込み、周到な謀殺計画とその遂行をスリリングに描いた作品で、独特なスタイルのミステリーになっている。現在、多くの作品が映像化されている
阿井幸作[アイコウサク]
北海学園大学卒業。中国北京市の中国人民大学に語学留学してから今日まで北京市暮らし。留学中に中国のミステリー小説などに興味を持ったことがきっかけで、今はライターや翻訳者としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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