著者等紹介
シズカ[シズカ]
2016年、『ココニイルヨ』の小さな絵本ダミーを携え、イタリア・ボローニャ・ブックフェアへ。2017年、ベルギーの出版社Alice Jeunesseより『Je suis l`a』で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
107
普段行かない大きな本屋さんで見かけて気になっていた本。「いつかはこんな日が…。そのときは買って読もう」とどこか他人事のように思っていたけど、まさかこんなに早く手もとに置く日がくるなんて。「見えないけど、そこにいる」ページをめくるたび、こぼれる涙をおさえることはまだできないけど、とても心が慰められる一冊だった。出会えて良かった。 2024/04/21
anne@灯れ松明の火
18
SNSご紹介。新着棚で。いつも一緒だったキミ(愛猫)。 今はいないキミ。いいえ、ここにいるよ。いつも、見ているよ。薄い、透ける紙がうまく使われた、これも一種の仕掛け絵本? 色数も抑えて、ラインだけのシンプル絵の大人向け絵本。愛猫家にはたまらないだろう。大好きなキミとお別れした人にプレゼントしたい本(高いので、よほど大切な人にだけ) シズカさん初読み。作家紹介に「小さな絵本ダミーを携え、イタリア・ボローニャ・ブックフェアへ」とあり、その後、ベルギーの出版社からデビューしたそうだ。勇気ある一歩に拍手!2024/02/05
喪中の雨巫女。
14
《本屋》妹が、読んだら、絶対泣く。本当に泣く。だって、妹の話だもん。2024/12/30
小梅さん。
13
猫と人とのお互いを思う気持ちが悲しいほどに深くて優しい。 本に込められた仕掛けがまた、なんともたまらない気持ちにさせてくれる。 とにかく優しくて美しい。 泣けて泣けて仕方がないほど。2023/11/22
まめこ
7
愛にあふれた、とてもあたたかな絵本。この世を去った愛猫が、哀しむ僕に寄り添う姿や言葉に涙があふれて止まりませんでした(今も書きながら泣いているくらい)。愛する動物とのお別れの本はたくさんあるけれど、「ここにいるよ」は猫さんが僕に優しく今でも寄り添っている姿や短い言葉がすごく優しくて、大切な本となりました。とてもかわいらしい仕掛けが施されていて、それもすごくよかったです。2025/05/15