奉納百景―神様にどうしても伝えたい願い

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奉納百景―神様にどうしても伝えたい願い

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909646118
  • NDC分類 165.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

こんな祈願法、見たことない!! 錆びたハサミ、女性の髪の毛、御神木に打ち付けた鎌……寺社に奉納される不思議な“呪物”の真実。寺社に奉納される「不思議な“呪物”」の真実
あなたはこんな奉納物、見たことありますか!?

錆びたハサミ[縁結び]、釘を打った男根[浮気防止]、女性の髪の毛[病気平癒]、花嫁人形[幼年で亡くなった息子へ]、御神木に打ち付けた鎌[子宝祈願]、朱塗りの猿[安産祈願]、ハシゴ[おねしょ封じ]、紙で作ったスマホ[祖霊送り]……

232ページオールカラー、写真多数。
日本全国84箇所の「知られざる奉納習俗」を、現地取材の臨場感とともに綴る。

<目次>
第1章 縁結びと縁切り
縁切り・縁結びをつかさどる姥神様/日本最恐の縁切りスポット/神木に鎌を打ちつける祈願作法 …ほか

第2章 なんでも供養
屠畜された魂を弔う極彩色の山/「鮭千本供養」へ駆り立てる人間の業/身寄りのない墓石が蝟集する奇景/最果ての神域に集められた“神様の墓場” …ほか

第3章 病と奉納
手型、足型を神に差し出す/「病の根を切る」鎌の奉納/「手の病」の神として崇められた平将門/刀を捧げて咳止めを祈願する聖地 …ほか

第4章 生贄という作法
離島の神社に積まれた大量の“鹿の角”の謎/3000の黒髪が捧げられた奇跡の聖水/山の神に捧げられた無数のシシ骨 …ほか

第5章 生と性 -生命誕生の神秘と畏れ-
犠牲となった若き御霊に捧げる男根群/真っ赤なお股の「下の神」の由来とは/男根に釘打ち浮気止め祈願 …ほか

第6章 死者供養の諸相
死者の赴く山で展開される追悼の流儀/新仏のためにお札を貼って回るフシギな習俗/大霊場に奉納される知られざるモノたち …ほか

第7章 あの世への想像力
「理想の死後世界」を描き奉納する習俗/亡くなった子のために奉納される冥婚絵巻/奉納人形による死後の仮想結婚

第8章 意味の地平線を跳び越えた文字たち
度肝を抜く「めめめめめめめめめ…」の呪願/憑依霊の正体が明かされた?卒塔婆/見る者を異次元へと誘う謎の文字群 …ほか

第9章 稲荷信仰の裏側にあるもの
赤鳥居と「お塚」が無数に織りなす信仰の坩堝/GHQをもビビらせた稲荷神の霊験/神社の規模を超越した鳥居パワー …ほか

第10章 時代とともに変化する奉納物
願いはただひとつ「宝くじ当籤」!! /インスタ映えする多彩な「くくり猿」/ヤンママ風にデコられたおっぱい絵馬 …ほか

小嶋 独観[コジマ ドッカン]
著・文・その他

内容説明

錆びたハサミ(縁結び)、釘を打った男根(浮気防止)、女性の髪の毛(病気平癒)、花嫁人形(幼年で亡くなった息子へ)、御神木に打ち付けた鎌(子宝祈願)、朱塗りの猿(安産祈願)、ハシゴ(おねしょ封じ)、紙で作ったスマホ(祖霊送り)…寺社に奉納される不思議な“呪物”の真実。

目次

第1章 縁結びと縁切り
第2章 なんでも供養
第3章 病と奉納
第4章 生贄という作法
第5章 生と性―生命誕生の神秘と畏れ
第6章 死者供養の諸相
第7章 あの世への想像力
第8章 意味の地平線を跳び越えた文字たち
第9章 稲荷信仰の裏側にあるもの
第10章 時代とともに変化する奉納物

著者等紹介

小嶋独観[コジマドッカン]
ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

25
人間の念がいろいろこもった場所が紹介されているが、正直気持ちが良いものは少ない…。いったことがあるのは諏訪大社。あの神社のパワーには何度行っても圧倒されます。御柱に通い続けてもう何回かしら…。2020/09/09

さといも

18
奉納習俗を写真となぜ?いつから?と紹介した本です。色んな奉納物がありましたが、どの写真も写真に目一杯の奉納物の数に怖いような異世界を見ているような気持ちがしました。その圧倒的な存在感と迫力に私もその場所にいるような空気感が伝わってきた気がします。「神様にどうしても伝えたい願い」本当にそうなんだなと納得できる迫力です。説明も分かりやすく読みやすかったです。2019/01/27

チェアー

14
最初は何かにすがりたくて、思い付いたものを奉納し始めたのだろうが、それがだんだん当たり前になり、過剰になると、想像を超えた光景になる。特に気になったのは墓の墓。これ、どうするんだろう…。2019/03/21

seichan

10
木の幹に打ち込まれた無数の鎌、塚のように積まれた牛の鼻輪、男根と女陰を象る大小の木彫り、布製のふくよかな乳房ぬいぐるみ。これってどこの国?的なモロに民俗学っぽい写真の数々。卑俗で切実で哀切なねがいを込めた奉納物が、なんかすごすぎ。 こんなバックグラウンドのない現代の少女たちも勝手に「推しの祭壇」をつくるわけだし、なんつーか、こういう「奉納」への衝動って、すごく原初的なものなんだろうな。2019/04/25

カツ

6
息抜き本。独観さんは珍寺が得意なのかと思っていたが神社の方にも造詣が深いのだな。しかし、色んなものに特化した寺社のなんと多い事。表紙の写真などは奉納と言うよりも呪いの木に見える。(笑)2020/11/09

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