内容説明
哲学ってなんだろう。興味があるが難解だ。ギリシャ哲学者 ソクラテス、プラトン、アリストテレス。キリスト教系哲学者 アウグスチヌス、フランシス、アキナス。近代哲学者 デカルト、カント、ヘーゲルほか現代哲学や東洋哲学…。不思議な夢で邂逅した哲学者たちと共に、人はなぜ生きるのか、なんのために生きるのか、人間とはなにかを、鋭く楽しく考察した大著が改訂復刊。
目次
第一夜の夢 神々が人と共に住む世界…古代ギリシャ哲学の世界(ソクラテスの茶屋にて;プラトンの山をめざして;アリストテレスの大都市を訪れて;神々の饗宴)
第二夜の夢 神が統べる世界…中世キリスト教哲学の世界(魂の光と闇 アウグスチヌス;フランシスの大地の愛の詩;聖堂の碩学)
第三夜の夢 自我の世界…近代哲学の世界(数学好きな貴公子、デカルト;船の上で ジョン・ロックとディビッド・ヒューム;カントの殿堂;ヘーゲルの城とマルクスの蜂起;ニーチェの嵐;キエルケゴールの海底火山)
第四夜の夢 新しい思索を求める世界…現代哲学の世界(新しい学を求めて フッサールによる現象学の誕生;ハイデガーの山小屋;ウィトゲンシュタイン、論理実証主義者、そしてクーン)
第五夜の夢 何も書かれていない世界…東洋哲学の世界(老子の「無」と孔子の人の道;旅の禅僧)
著者等紹介
野田啓介[ノダケイスケ]
Ph.D.(哲学博士)、哲学者。静岡県生まれ。早稲田大学卒。ニューヨークのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(New School for Social Research)大学院哲学科博士課程卒。HJ International Graduate School for Peace and Public Leadership(ニューヨーク)哲学教授。ヴィクター・フランクル研究所公認ディプロマット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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