内容説明
古代の神話から文学、現代の医療、そして、まさに今死なんとする人たちが、死にぎわに何を考えるのかを深く検証する。今の時代に必携の一冊。
目次
第1章 死生観はどう変わってきたのか
第2章 死生学が生まれたのは二〇世紀半ば
第3章 戦後の死生観を考える
第4章 「安楽死ができると考えられることが救いです」疾走する西欧、目をつぶる日本
終章
著者等紹介
上村くにこ[ウエムラクニコ]
1944年7月18日生まれ。日本のフランス文学者、元・甲南大学教授、現・甲南大学名誉教授。旧姓・内藤。大阪大学文学部仏文科卒。同大学院博士課程満期退学。パリ第4大学文学博士取得。1981年甲南大学文学部助教授、教授。2013年退職、名誉教授。ルイ=フェルディナン・セリーヌ、スタンダールなどを研究、恋愛やフェミニズムを論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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