出版社内容情報
写真、文筆、絵画、書とあらゆるメディアで表現し続ける藤原新也。『インド放浪』『東京漂流』『メメント・モリ』など次々と話題作を発表し、社会に衝撃を与え続けている。大震災直後には東北を歩き、香港・雨傘運動では現地からSNSでライブ配信、コロナ禍では無人となった街に立つ。殺伐とした現代を背に、私たちに「生きることと死ぬこと」の本質を問い続ける。
本書は、藤原のこれまでの道程と根幹に流れる人への思いを「祈り」というテーマに込め、初期作から最新作の作品と書下ろしの文章で、藤原新也の多彩な活動を辿るものである。
内容説明
写真家、そして作家、画家、書道家として、時代と向き合い続ける藤原新也。半世紀の旅の果てに何を思うか。全文書き下ろし。
目次
祈り(見る。撮る。触れる。祈る。;てのひらのともしび。;ひとはみなあまねく照らされている。 ほか)
旅(旅のはじまりにはいつも犬の遠吠えが聴こえる。イスタンブール;いのちをうたう。インド;ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。インド ほか)
いま(ガイア;霧;禁足 ほか)
著者等紹介
藤原新也[フジワラシンヤ]
写真、文筆、絵画、書とあらゆるメディアを縦横無尽に横断し表現する作家。1944年福岡県門司市(現北九州市)門司港生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻に入学後、アジア各地を旅し1972年に処女作『インド放浪』を発表。1976年日本写真協会新人賞、1977年第3回木村伊兵衛写真賞、1981年第23回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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