ノースウッズ―生命を与える大地

個数:

ノースウッズ―生命を与える大地

  • ウェブストアに29冊在庫がございます。(2025年08月04日 16時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B4判/ページ数 216p/高さ 24X25cm
  • 商品コード 9784909532374
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

太古から人と自然の物語が紡がれてきた世界最大級の原生林、ノースウッズ。カナダ初の世界複合遺産「ピマチオウィン・アキ」を含む恵みの大地で、旅をつづける写真家の眼と心に映ったもの。撮影20年の集大成。

目次

ノースウッズ探求の旅―情熱を持つ者(ジム・ブランデンバーグ)
生命を与える大地(ソフィア・ラブロースカス)
あとがき 出会いが開いてくれた道(大竹英洋)

著者等紹介

大竹英洋[オオタケヒデヒロ]
1975年京都府舞鶴市生まれ、東京都世田谷区育ち。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然とのつながりを問う作品を制作し、国内外の新聞、雑誌、写真絵本で発表している。写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴ったノンフィクション『そして、ぼくは旅に出た。はじまりの森ノースウッズ』(あすなろ書房)で「第7回 梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。2018年「日経ナショナルジオグラフィック写真賞ネイチャー部門最優秀賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

81
まるで、そこにいるような、そんな気持ちになる。もちろん、五感で感じるわけではないが、そう思う。何故だろう?ノースウッズという言葉から感じるものに、特別なものがある。そこにあるもの・・・それを切るとる大竹さんの眼が素晴らしい。そんな眼に近づこう。2022/02/15

たま

60
大竹英洋さん(『そして、ぼくは旅に出た』)が初めてノースウッズを訪れてから20年、その年月が素晴らしい写真集に結実した。アメリカとカナダに広がる広大な地域を野生動物を訪ね旅をする。一枚一枚の写真の背後に動物の習性・植物の生態・地理と気候についての膨大な知識、経験そして時間の蓄積を感じる。バイソン、シロクマ、オオカミ、動物もいいが、自然が作り出す不思議なパターンの写真が日本画のような美しさ。あとがきで触れられたカヌーイスト、大火災、先住民、研究者らとの出会いの物語も知りたくなる。2024/01/17

マリリン

56
北米のノースウッズに生きる動物たちや静かに呼吸する樹木等。渾身の写真集だった。生命を与える大地と、大地を育む自然が織りなす物語のようだ。自然発火でおきた山林火災は雨が降るまで消えない。氷河期から佇む苔を纏った岩に生える木。火災の熱で50度になるとはじける松ぼっくりから飛んだ種が新しい命を生む。餌食になった動物に群がる動物と、雪面に散る赤い花びらのような残痕...人間の手が入れない自然の営みに感動した。写真から撮る人の気迫や魂が伝わってくる。長い旅の記録に浸った。2021/12/16

booklight

54
【読友本】水草が水面に幾何学模様を描いているのを見て衝撃を受けた。ミロかカディンスキーのよう。自然の中にアートはすでにあるんだ。ハシグロアビの赤い目、逆光に輝くムースの袋角、薄氷が割れて岸に重なる様子も目新しい。カリブーしか消化できないトナカイゴケ、白い樹皮が美しいアスペンの木立は実は根っこで全部つながっている巨大な生物で、ジャックバインの松ぼっくりは山火事になると笠が開いて種子が撒かれるなどの知識も面白い。なんでもない野花、樹皮、雪原の写真から、著者の小さな心の動きが伝わってくる。いい写真集を見た。2022/02/19

東谷くまみ

43
再読。第40回土門拳賞受賞作品。表紙をめくり現れるノースウッズの林床。その美しさに誘われ次々と頁をめくる。そこにあるのはノースウッズの森そのもの。動物の気配、凍てつく冬の静けさ、風が鳴らす木々の囁やき、神秘的なオーロラ。はるか遠い異国の森の息吹が伝わってくる。生命を守り、育む懐の深さと、幾度山火事が起きても命を次に繋げる自然のもつ圧倒的な力強さ。ノースウッズの森が語ってくれたものすべてがこの本に詰まってる。20年分の大竹さんの情熱と共に。2023/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15072603
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品