内容説明
荒れ果てた土地、竹藪との壮絶な格闘、姿を現した古木や山の神々からの贈り物。里山に生きる写真家が、“未来に贈る美しい風景”を取り戻すための挑戦の記録。
目次
オーレリアンの庭から里山へ
竹藪との戦いから始まる、新しい農地づくり
山の神様からの贈り物
“環境農家”という新しい言葉
消えてゆく生きものたち
木々の命を無駄にしないために
取り戻された環境に、帰ってきた生きものたち
アゲハチョウを招く
年月を見守る、山の神々
姿を消した、はさ木の風景
美しい土手をよみがえらせるために
オーレリアンの丘
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年、滋賀県生まれ。写真家・切り絵作家。琵琶湖をのぞむ田園風景のなかにアトリエを構え活動する。自然と人との共存を里山というキーワードで表現し続けている。第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第56回小学館児童出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。