感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イシザル
10
この本を読んで興味のない人間がこの曲を聴くか?うーん?じゃ当時知ってる人間が読むと、特に何も真新しい情報はない。でもこの本を読んでる間4回ほど通して聴いた。名盤に間違いない。村上春樹マイルスディビス重力の虹オウテカジャクソン5現代美術ブラットピット柳宗悦サミュエルベケットこの名盤はこっから起点に世界の入口を広げてくれたのは、著者と同じだ。2019/01/31
ばり
5
単なるアルバム評ではなく時間という概念と音楽の関係性というところまで話が向かい私には少々難しかった…2021/06/16
トテイク
5
この本で語られる事はKID aそのものの事ではなく、KID aを通じて音楽のあり方。音楽との関係についての考察であり、歌詞の深読みや曲それぞれの解説ではない。 その辺を期待している方は注意。 当時のよもやま話も多く。その点だけとっても非常に面白い。各雑誌の酷評する表現の多彩さにレディオヘッドへの愛を感じた。2019/02/07
しゅん
4
著者が絵にかいたような「レディオヘッドのリスナー」で笑った。全音源持ってて発売日にCDショップに駆けつけていざ聞いたら寝落ちしたとか完全なオタクエピソードが披露されている。tiny mix tapeの創設者のひとりなんですね。「Kid Aはそもそも馴染むまでに時間がかかる構造になってる」みたいな話をしていて、感覚的に納得する。2021/11/19
b
3
「Kid A」というアルバムについて書いてるというか、「Kid A」をもとに、筆者が別のことなども考えているのを追っているというか。2019/06/09