内容説明
真珠湾攻撃の前日、日米開戦をスクープした男の手記!
目次
第1章 決死の開戦スクープ(「朝日」対「毎日」;北支従軍と徳川航空兵団;武漢作戦と遡上艦隊 ほか)
第2章 古賀長官「殉職」の秘密(「無敵海軍」の崩壊;東洋の真珠;運命のマニラへ ほか)
付・提督座談会(御前会議;第一次三国同盟;第二次三国同盟 ほか)
著者等紹介
後藤基治[ゴトウモトハル]
1901年大阪市生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社。1941年、海軍を担当した際、日米開戦をスッパ抜き「世紀のスクープ男」として名を馳せた。その後、社会部長や政治部長を経て、日本最初のテレビ放送会社、MBS(毎日放送)を創立し、ながく副社長をつとめた。1973年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aeg55
1
日中戦争前から従軍取材した時の記録。初期は侵略戦争をしているという雰囲気もなく、楽しげな思い出話風。ノモンハン事件の辺りから様相が変わってくる。太平洋戦争に入り海軍南方戦線の記録となり、ミッドウェー〜フィリピンと惨憺たる情景が描かれる。「Z作戦」〜乙事件の現場に近いところで見聞きした話がどうしようもない感じではある。南方戦線初期の頃の話で「乗馬クラブ」というのがあるが、旧日本軍や日本人の腐れ具合がよく表されている。著者は思い出話として書いている感じもクソっぽい。2022/06/15
bondo
0
ナイス不要。付属の座談会が面白かったです。開戦のスクープは、スクープかな?興味のある方はどうぞ(☆)2022/03/12
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