内容説明
入試から英語をはずそう。「講義」をやめよう。学部・学科の枠を越えよう。学年指定をなくそう…自由な学びが未来をひらく。著者の経験から、アメリカでの例や実態を述べている。
目次
序章 「可能力」:一人ひとりの生きる力(「学力」から「可能力」へ)
第1章 可能力を育てるリベラルアーツ(リベラルアーツとは何か;現代における大学の役割)
第2章 日本の教育の諸問題(「使える」英語ができない日本人;奨学金問題)
第3章 アメリカの教育制度に学ぶ(アメリカの大学入学者選抜;アメリカの大学教科書;アメリカの授業の具体例)
第4章 大学入試・授業のリベラルアーツ革命(大学入試への提案;大学授業への提案)
第5章 大学の変革が日本経済を再強化する(選択肢拡大のために指標を増やす;社会の流動性と競争が経済力をつける)
著者等紹介
松井範惇[マツイノリアツ]
1945年生まれ、経済学者。大阪種学経済学部卒業、ハワイ大学M.A.、オハイオ州立大学Ph.D.(経済学博士)。専門は開発経済学、国際経済学、高等教育論。教育・研究歴:アジア経済研究所、ケニヨン大学、デニスン大学、アーラム大学、京都産業大学、山口県立大学教授、山口大学教授、(独)大学評価・学位授与機構教授、帝京大学教授、帝京大学短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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