内容説明
昭和生まれ人気アナ、仕事ひとすじ30年。50歳目前に…。イライラ、わくわく、七転八起…それでも断言!「たいへんやけどおもろいで」
目次
1 そういえば男も育休取れるんだっけ(育休を決めたわけ;メンバー紹介をします ほか)
2 いきなりクライマックス それは「お弁当」(ママのいない夜;お弁当戦記 ほか)
3 赤ちゃん返りが伝えてくれること(次男が高熱、もしや…?;「育メンですね」は、しっくりこない ほか)
4 円満に極意なんてあるのか問題(本を読む時間くらいはあると思ってた;オムツ問題、出口はどこだ!? ほか)
5 育休後、やっぱり、がけっぷち(笑)(トイレブラザーズ、おしりを洗い始める;離乳食はテキトーに ほか)
著者等紹介
西靖[ニシヤスシ]
1971年岡山県生まれ。毎日放送(MBS)アナウンサー。大阪大学法学部卒業後、1994年にMBS入社。「ちちんぷいぷい」(2011~2021年)、報道番組「VOICE」(2014~2019年)、「ミント!」(2019~2021年)といった人気番組の司会やキャスターを務める。現在はMBSアナウンスセンター長、相愛大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よこたん
39
“育休を取ると決めたはいいものの、ふと我に返れば、え、本当に休んでいいの? 給料減るの? 役に立つの? 周りはどう思う? 帰ってきたときに会社に居場所ある? などなど、戸惑いまくりの恐れまくり。” 大阪の毎日放送のアナウンサーが、三人目の子どもが生まれたタイミングで取った約四ヶ月の育児休業の期間のアレコレを綴ったエッセイ。コロナ禍の真っ只中でもあり、赤ちゃんのお世話というより長男次男(どちらも園児)に振り回される日々。奥様の寝不足による不機嫌がわかりすぎる。とても読みやすい平易な文章なのはさすがだ。2023/06/04
縞子
17
あー、羨ましい!不器用でも、何か違っててもいいです。育児に参加しよう、何かしようという気持ちが素晴らしい。読んでいて、我が夫は基本的に真面目だけれど、家事育児を思うと昭和で…西さんのような考えがあれば、もう少し私も優しくできるのではと思ってしまいました。2024/01/15
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
9
もっと育休制度にフォーカスしたものかと勝手に思ってたけど、全然そんなことなかった。産後母親が入院してる間、上の子の面倒見るの大変やから休もうとしたけどいっそのこと育休取得した、小さい子の世話大変やったわ…みたいな話。もう、その年頃の子どもの世話からは卒業している自分にとっては、ハイハイ、せやったな、ウンウン、懐かしいわ…くらいに読み飛ばす内容。これはこれから親になる男が読む本だな。興味深かったのは、コロナ禍で立会い出産はできずとも、オンライン立会い出産てのあるんすね、でもこれって何もできなくて意味なくね?2023/03/25
乙郎さん
5
MBSアナウンサーの書いた育休体験記。ファミリーな内容ではあるのだけれども、そういった作品に感じるなんとなく嫌な感じがないのは、筆者が独身時代が長く、結婚・育児に対して(その仕事で培った観察眼もあるだろうが)客観的に見つめているところ、そして、ちゃんと「参加」し、別段この時代男性が育児に参加することなんて特別なことではないが、こういったケースを書き残しておくことが大事という具合に距離が取れているところにあるのだろう。とにかく産後一週間が勝負。2024/07/02
な
4
【6】育休をとった男性目線の本。子どもに携わる仕事をする中で、子育て家庭のイメージが少しでもつけばいいなと思って読んだ。連載コラムをまとめたらしく、筆者がアナウンサーというのもあって平易で読みやすい。育休の記録が本になるのは男性ならではよなぁ。◆「今すぐやらなくてもいいことを、今すぐやりたい」と思うことは、きっとなにかのサインで、その楽しさが切実に必要なんだ◆大人に余裕がないと、どうも子どもにはバレるようです。余裕は力。余裕は潤滑油。2024/02/05