内容説明
アスベストは、いま!?アスベスト公害の深層を活写し、問題解決に向けてその現状を点描する。
目次
第1部 終わらないアスベスト禍(洗濯曝露;クボタ・ショック;泉南―国賠訴訟の原点;震災とアスベスト;アスベスト・ポリティクス;エタニット―史上最大のアスベスト訴訟)
第2部 現状を点描する―問題解決のために(アスベストによる健康被害の状況―世界と日本;医療関係―胸膜中皮腫の治療法と薬剤;関連法規から;アスベストによる健康被害に関する訴訟・補償;行政によるアスベストリスク対策の課題;新たなネットワークの立ち上げ;世界のアスベスト事情―アジア地域における白石綿の使用禁止を焦点に;リスク・コミュニケーション―アスベストの飛散事故と暴露を防ぐ)
著者等紹介
松田毅[マツダツヨシ]
神戸大学大学院人文学研究科教授。哲学専攻。『ライプニッツの認識論』(創文社、2003年)、『哲学の歴史』第5巻(共著、中央公論新社、2007年)などの著書がある
竹宮惠子[タケミヤケイコ]
京都精華大学大学院マンガ研究科教授。マンガ専攻。1971年から2000年まではプロの漫画家として多数の著作を発表。代表作に『風と木の詩』『地球へ…』など。2000年からは学術研究としてのマンガを模索。原画アーカイブの一方策として『原画’(ダッシュ)』を研究。学術の分野にマンガを役立てるための『機能マンガ』研究などを推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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