感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoko
13
家族に良書を探していましたが、うん、なかなか良いかも。人の死がこんなにも日常から離れてしまった現代、核家族化で病人を抱えることのしんどさ、そんな事を踏まえた上で医師や患者本人との向き合い方や、悩んでも迷っても泣いても怒ってもいいんだということを教えてくれている。2017/08/24
Ise Tsuyoshi
1
がんについては治療法、闘病記など医師や患者の立場から書かれた本はたくさんあるが、その家族のことを考えて書かれた本は少ない。長寿社会では、自分もしくは家族の誰かががんになることは決して特別なことではない。すべての苦しみや悩みを解消することはできなくても、知識やコツのようなものを知っておくだけでラクになることは結構あるものだ。著者自身も父を看病の末に亡くしており、一つ一つの言葉に思いが込められている。多くの人に読んでほしい一冊。2017/12/09
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