内容説明
「人生100年時代」といわれる昨今、老後資金がないと不安を抱える方たちに、1970年事務所創業後半世紀以上の税務経験を蓄積してきた超ベテラン税理士が、遺された家族も含め、周りのみんなが幸せになる「終活」方法を伝授します。あなたの家は老後も住み続けることができますか?「あの世の居場所」の優劣は、残りの「生き方」によって決まります。安心・安定した「余裕資金」のつくり方から、「空き家」の処理、「墓じまい」まで、税務実務の傍ら大学で講師・教授を務め、50冊以上の著書を出版し続け、不動産知識にも精通した著者が、図解と解説による100の見開きページ構成でわかりやすく指南します。この本を読み終えた後、あなたはすばらしい「結びの家」にたどり着くことができるでしょう。
目次
第1編 結びの家(95歳まで自活資金が必要になった;マイホームの場所は老後に暮らせるか;マイホームに住み続ける工夫;リフォームするか・建替えするか;買うか・借りるか転居の心得;空いた住まいの処理方法;分譲マンションの対策)
第2編 あの世の居場所・感謝墓の提案と墓じまい(「お釈迦さまの教え」とあの世の「居場所」;「お墓の守り」がいなくなり「納骨場所」が増える;「お墓の役割」と「感謝墓」の提案;改葬と墓じまい)
著者等紹介
黒木貞彦[クロキサダヒコ]
税理士。1942年生まれ、1967年広島大学政経学部を卒業。1968年税理士試験に合格し、1970年株式会社黒木会計を創業する。1972年宅地建物取引士試験合格。2002年税理士法人黒木会計を設立し、相続対策指導を重点的に行い、ノウハウを蓄積する。鈴峯女子短期大学講師、広島経済大学講師、広島文化学園大学客員教授(2009年10月から2019年9月まで)を歴任。租税訴訟学会会員。また、日本各地で講演会の講師として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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