内容説明
写真家・篠山紀信との出会いが名ライターをつくり、作家・井上ひさしと『The 座』が名編集者への道を開き、最後の幇間・悠玄亭玉介の語りから日本一の「聞き書き作家」が誕生する。落語家、歌舞伎役者、小説家、アーティスト、俳優、スポーツマン、編集者…、人間国宝から市井の人まで数々の出会いが、戦後80年を駆け抜けた著者の人生を彩る。他者の人生に触れる「聞き書き」の真髄がここに。
目次
第四章 作者と役者(いま、やるべきことと、やりたい仕事;自分ができる「仕事」がやってきた! ほか)
第五章 名手名言 言行録(青木功さん〈プロゴルファー〉;赤川次郎さん〈作家〉 ほか)
第六章 聞き書き作家誕生(からすの赤ちゃん、なぜなくの;才能とは、持って生まれたものなのか ほか)
第七章 「バトンは君に」デラシネの花たちから(「良ちゃんは学者、僕は芸人」天野良平;聞き書き学校の始まり 宮崎聞き書き隊 不まじめ隊員 市原美穗 ほか)
著者等紹介
小田豊二[オダトヨジ]
聞き書き作家、文筆家、インタビュアー。1945年、旧満洲国ハルピン市(現中華人民共和国黒竜江省ハルピン市)生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社、デザイン事務所勤務後、井上ひさしの「こまつ座」創立に参加。こまつ座の機関紙「the座」編集長をつとめる。聞き書き作家として作品を次々に発表するかたわら、全国各地で「聞き書き講座」の講師をつとめ、聞き書きの普及に努める。「日本聞き書き学校」副校長。2025年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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