内容説明
江戸時代末期、下田に来航したハリス(初代駐日アメリカ領事)の世話役を命じられたお吉。宝福寺に残る逸話の数々は、お吉が幕末の志士とともに開国運動にも奔走した強くて美しい女性であったことを物語っている。その半生を今に語り継がんとする著者至誠のお吉伝。
目次
第一章 黒船(少女;芸妓 ほか)
第二章 世界(石つぶて;孤独 ほか)
第三章 維新(新たな出会い;京都 ほか)
第四章 無情(再会;同情 ほか)
第五章 静寂(安らぎ;物乞い ほか)
著者等紹介
石垣直樹[イシガキナオキ]
昭和40年3月生まれ。静岡県下田市出身。東京の会計事務所に5年間勤務し、平成3年に帰郷。下田商工会議所に3年間勤務の後、平成6年4月に社団法人伊豆下田法人会の事務局長、令和7年5月に専務理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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