目次
はじめに 断末魔の教育現場
1 教育現場で起きていること
2 何が何でもデジタル化
3 かけ算「九九」が言えない小学生の続出
4 「繰り上がりのあるたし算」「繰り下がりのある引き算」がわからない子ども
5 おもしろくない学びの極致―三・四年生の社会科
6 おもしろくない学びは理科も同じ
7 国語嫌いが増えている
8 中学校に行く前に英語嫌いに
9 学級づくり
10 小一ギャップ
11 中一ギャップ
12 戦後教育の初心に帰る
著者等紹介
平山裕人[ヒラヤマヒロト]
1958年、北海道小樽市生まれ。北海道教育大学卒。1981年から小学校教員となり、北海道内の小学校数校に勤務したのち、2019年に定年退職。現在、小樽市の自宅でひっそりと私塾をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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decomo
5
考えていた内容とは違ったけれど、読んでいて頷く部分は多かった。確かに学校って今、あまり楽しくなさそう。30歳の息子の時はゆとりと言われていたけれど、ずっと楽しそうでした。コロナ禍で酷くなったと思われるけど、考え直さなければいけない時に来ている気がします。2024/04/05
taiyou gyousi
2
学校現場の実情が具体的に記されている。確かに、学校現場は今小さな大人づくりに走らされている気がする。皆同じ。個性を大事にすると言いながら、少しでも枠から外れるものは弾かれる。学校は今根本的にそのあり方を変えていかなければならないのかもしれない。2024/08/01
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