内容説明
どこの路地うらにも善人がいた。これは「きのうまでの人びと」の話だ。
目次
凡庸で善良な人びとの碌ろくとした人生―岩本素白
明治初年の記録された人びと―鏑木清方
隅田川に育まれた女たちのなさけ―幸田文
最後の東京人が見た東京―安藤鶴夫
苦渋が描いた「東京地図」―佐多稲子
戦争まで―ある東京少年誌―安田武
粋な労働者と職人たちのいたまち―小関智弘
都市細民の生きた“世間”―樋口一葉
著者等紹介
寺田侑[テラダススム]
1945年生まれ。美術・映画ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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