内容説明
インドの西ベンガル州からバングラデシュにかけた地域の郷土料理であるベンガル料理をこよなく愛するユザーンが、その作り手として絶大な信頼を寄せている石濱匡雄とタッグを組み、満を持して送り出すベンガル料理レシピ集。
目次
ダール
野菜
魚
肉
米
スイーツ、お茶
著者等紹介
石濱匡雄[イシハマタダオ]
シタール奏者/1979年、大阪府生まれ。15歳でインドの弦楽器シタールを習い始め97年渡印、モノジ・シャンカール氏に師事。在印中から様々なコンサート活動、帰国後もインド政府主催のイベント出演や数々のアーティストと共演するなど、国内外で幅広く活動している。また、インド在住経験を生かし現地の家庭料理の紹介、自身の番組でのラジオパーソナリティなど多彩な側面を持つ
ユザーン[ユザーン]
タブラ奏者/1977年、埼玉県生まれ。オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏にタブラを師事。2014年に坂本龍一、コーネリアス、ハナレグミらをゲストに迎えたソロアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリース。インド滞在中の、ツイッターでのつぶやきをまとめた著書『ムンバイなう。』(スペースシャワーブックス)が話題となり、のちに続編『ムンバイなう。2』(同)も刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
46
図書館本。インドベンガル地方及びバングラデシュに伝わる料理のレシピ本。なかなかに美味しそうだし、簡単そう。香辛料もさほど必要としないが、マスタードオイルとパンチフォロンが肝になるみたいで、これは買う必要があるかと。★★★★☆2023/10/22
tom
18
「ベンガル料理が食べたい」は美味しそうだった。ということで、この本も借りてきた。この本に載ってる食い物も美味しそう。作ってみたいと思う。でも、香辛料を集めるのが面倒そう。集めたとしても、少しだけ使って、残りは放置ということになってしまいそう。がんばれば何とかなるとは思うけれど、そこまでの努力をするには、少しばかりパワーが必要。ページをめくりながら、ちょっと残念と思ったのでした。料理自体は簡単そうなのだけどねえ。2022/08/20
アズル
13
行きつけのインドカレー屋さんがスパイスのお店も出していて、たいていのスパイスやマスタードオイルも買えます。本を読んで早々、なすのオイル焼きを作りました。美味しかったです。2020/06/26
海恵 ふきる
11
美味しそうに撮られた各料理の写真は非常に食欲をそそる。夜に読んだのでよけい空腹感が募ったが、いつまでも眺めていたいので困った。フェンネルシードやムング豆やベッサン粉など、作らせる気ないだろと言いたくなるような材料名も愉快。 なかには非常に手間のかかる料理もあるようで、こうした料理をじっくり作るだけの休日を設けることができるならば、人生はより豊かなものになるのだろうなと夢想する。対談などのコラムから、石濱さんとユザーンさんのユーモア溢れるお人柄が伺えるのも楽しい。2020/08/13
Bartleby
10
久しぶりにインド音楽を聴いたらインド料理が食べたくなった。1曲が20分以上あっていろいろ他ごとを考えてしまう。食べてはないが本書を見つけた。U-zhaanによるとシタール奏者、石濱匡雄さんの作るベンガル料理はすこぶるおいしいという。インドの滞在先の家で料理を担当していたらしい。食材は日本でも比較的手に入るものに替えてあるとはいえ、ケシの実とかほんとに売っているのだろうか。まずマトンのビリヤニを作ってみるつもり。それにしてもザキール・フセインのタブラはすさまじい。2023/08/13
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- 和書
- 殺意の設計 角川文庫