内容説明
本書は布マスク、不織布マスクに付着する粉塵、埃、黄砂、PM2.5、花粉、細菌、ウイルス、飛沫、微粒子、悪臭などの汚れを洗濯する押し洗いネットの使用について解説する。特に空気中に浮遊しているこれらの微粒子やウイルスがマスクに大量に付着している。毎日使用するマスクが溜まっても、一度に押し洗い、目詰まり叩き洗いで繊維を傷めずウイルスを不活化させることが迅速にでき、再使用で経済的である。マスクを洗濯機で洗うと洗濯槽の裏側に付着しているカビ、細菌、ウイルス、水垢、髪の毛、繊維クズなど様々な汚れがマスクに付着する。これは洗濯機で洗ったタオルに黒いカビが所々付いていることもあるので、これを避けるものである。また、洗濯機で洗ったマスク使用するとカビの胞子を吸い込み「過敏性肺炎」となり、症状は発熱、咳、倦怠感になるので注意が必要である。新型コロナウイルス(CVID-19)は粒子を囲む表面の膜にスパイクタンパク質で構成され、自ら変異して増殖する感染力の強いウイルスであり、退院後の検査結果が陰性の治癒後でも、様々な後遺症があり、再感染の重症化があることが報告されているので、マスクに大量に付着したウイルスは2~3日生きていますからマスクの着脱時に手にウイルスが付着し感染するので清潔なマスクで感染防止に役立てよう。
目次
1、マスクに付着する粒子の種類
(1、各粒子の大きさ;2、粒子の大きさの単位・接続語 一覧)
2、マスクに付着する病原体の種類
(1、各病原体による症状;2、新型コロナウイルス、増殖、変異、後遺症、再感染の関係)
3、マスク押し洗いネットについてのマニュアル
(1、マスク押し洗いネットの使用方法;2、使用順序;3、目詰まり叩き洗い;4、マスクの干し方;5、フレーム無しの押し洗いネット、一度にマスクを重ねて洗濯する方法)
4、マスクの目詰まり叩き洗いについてのマニュアル
(1、フィルターに付着した各粒子の目詰まり叩き洗い方法)
5、マスクの乾燥・収納のマニュアル
(1、マスクの乾燥;2、マスクの収納)