摂関期女房と文学

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784909181060
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C3093

内容説明

「女房」と呼ばれる働く女性たちは、どのような人生を送ったのか。官職や呼称の調査をふまえ、後宮サロンの営みを考察。現代女性のおかれた状況を逆照射することにもつながる、摂関期の女房とその文学への理解を深める論考群。

目次

第1章 摂関期女房の実態(女房集団の構成;女房呼称の原則;宣旨女房考―摂関期を中心に ほか)
第2章 摂関期女房のサロン活動(摂関期サロン考;上東門院彰子サロン―文化を湧出する場の女房たち;『赤染衛門集』の物語制作歌群―サロン活動としての物語制作 ほか)
第3章 摂関期女房歌人伝再考(大弐三位賢子の出仕時期―女房呼称と私家集から;江侍従伝再考―和歌活動を中心に;二条院宣旨考)

著者等紹介

諸井彩子[モロイアヤコ]
1979年生まれ。2002年お茶の水女子大学文教育学部言語文化学科卒業。2005年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科言語文化専攻修了。2014年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科国際日本学専攻単位取得退学。2016年お茶の水女子大学博士(人文科学)学位取得。2018年4月聖徳大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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