ZENOBIA ゼノビア

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784909125132
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C8798

内容説明

小さな村の少女アミーナのもとにもシリア内戦の影は刻々と近づきつつあった。戦火を逃れるためアミーナはボートで国を脱出しようと試みるが、荒波に襲われ船は転覆してしまう。暗く深い海の中、アミーナは村での出来事を思い出す。お母さんとかくれんぼで遊んだこと、ドルマというぶどうの葉っぱでつくる料理を一緒に作ったこと。おじさんと船に乗り込むまでの旅路。そしてシリアの女王ゼノビアのこと。世界17の国や地域で翻訳された北欧グラフィックノベルの傑作がついに邦訳!本国デンマークで、ベストコミックブックオブザイヤー、ベストコミックブックフォアチルドレンアンドヤングアダルト、イラストレータープライズ、など数々の賞を受賞!!

著者等紹介

デュアー,モーテン[デュアー,モーテン] [D¨urr,Morten]
1968年生まれ。これまでに数々の賞を受賞し、56冊の著書は18カ国で出版されている。またデンマークの文化省より優秀な作家にのみ付与される助成金を獲得。コペンハーゲン大学で映画とメディアを勉強した後、ロンドン大学大学院でラジオとメディアを学ぶ。現在2人の娘とともにコペンハーゲンに在住

ホーネマン,ラース[ホーネマン,ラース] [Horneman,Lars]
1966年、デンマーク生まれ。これまでに100冊以上の本のイラストを手がけ、『ゼノビア』では、デンマーク文化省からイラストレータープライズを受賞

荒木美弥子[アラキミヤコ]
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジメディア学修士課程修了。会社員、二児の母としてすごす毎日の隙間を縫って、リトルプレスによる個性的な本を世に広めるべくLITBOOKSという名で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

81
暗く深い海の中、アミーナは村での出来事を思い出す。お母さんと遊んだこと、ぶどうの葉っぱでドルマを作ったこと。船に乗り込むまでのおじさんとの旅路。そしてシリアの女王ゼノビアのこと… ■重く遣る瀬無い物語を読みました。小さな子供にのし掛かる不条理。それでも希望を失わないこと。■ZENOBIAは、3世紀に 今のトルコ東部〜シリア〜アラビア〜エジプト辺りを広く支配したパルミラ王国の女王で、民族の誇り。シリアの人は常套句で「ゼノビアに出来たことがあなたに(私に)出来ないはずがない」と言ったりするそうです。(→続2019/11/02

☆よいこ

76
YA.グラフィックノベル(絵本)シリア難民の少女アミーナは、避難民であふれる小さな漁船から海に投げ出された。青い海に沈んでいくアミーナは、はるか昔のシリアの女王ゼノビアを思う。ゼノビアは世界で一番美しい女性。戦士として戦ったゼノビアはエジプトのアレキサンドリア、トルコのアンカラまでも支配した。シリア内戦の中、アミーナはゼノビアを思い、自分もゼノビアのように勇気をもって生きようと自分にいいか聞かせる。▽小さな命の重みについて静かに考える。わたしはここだよ!2021/09/07

♪みどりpiyopiyo♪

66
再読。日常を尽く奪い去る不条理に、やるせなくなります。主人公の少女が父母を待ち続ける時間が、ほんと胸が潰れる心地です。この子は、これで穏やかになれるのでしょうか。せめてもの救いを求めてしまいます。■デンマークの作家によるグラフィックノベルです。初読時の感想はこちら→ https://bookmeter.com/reviews/849829852020/02/18

Koichiro Minematsu

50
宗教の違いや民族紛争ではない。本著のメッセージは何気ない毎日、小さな幸せを戦争が奪う。繊細なイラストと少ない言葉で投げかける。良い本に出会えました。2020/01/30

キジネコ

43
報道は何某かの情報を私達に齎します。私達は 何を知っていて?何を知らないのか?隣に住む人の事を知らない様に 海の向こう、世界の反対側で起きていることに私達は どの位関心を持っているでしょうか?ジャスミン革命 アラブの春 スンニ派とシーア派の対立 中東の覇権を争う代理戦争 予言者ムハンマドの死後 その後継をめぐる二派の意見の相違の始まりは642年からだとか。何れにしても武器を持たない人々が受ける悲惨と命の尊さについて考える機会をこの本は与えてくれます。あのISも この流れの中で生まれた過激な発露。2020/07/27

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