内容説明
本書は、事例問題の検討を通じて、条文解釈に必要な知識を確認しつつ、関連する判例等において示された条文解釈の思考プロセスを辿ることにより、税法条文の“実践的”読み方を身につけることを目指しています。
目次
文理解釈と趣旨解釈のバランス
法令用語の作法
期間と期限
借用概念と税法特有の取扱い
日本語の通常の用語例に従う
不確定概念―「不相当に高額」
一般に公正妥当と認められる会計処理の基準
通達の読み方
私法上の法形式と税法上の法的評価
課税要件チェックリスト〔ほか〕
著者等紹介
稲見誠一[イナミセイイチ]
デロイトトーマツ税理士法人テクニカルセンターシニアアドバイザー。税理士。デロイトトーマツ税理士法人に入社後、パートナーとして、事業承継部門長、テクニカルセンター長、審理室長、東京事務所長、副理事長を歴任し、2016年12月1日よりテクニカルセンターのシニアアドバイザーとして、税務訴訟研究を通じて教育研修業務に従事している
梅本淳久[ウメモトアツヒサ]
デロイトトーマツ税理士法人テクニカルセンターマネジャー。公認会計士・米国公認会計士。司法書士試験合格。デロイトトーマツ税理士法人に入社後、税務申告業務、国際税務コンサルティング業務を経験し、現在は、法令解釈や判例分析に基づく相談業務などに従事している。民間専門家として、国税審判官(特定任期付職員)に登用され、審査請求事件の調査・審理を行った経験を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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