内容説明
子会社株式簿価減額特例は、子会社から配当を受ける場合、株式簿価から配当益金不算入相当額を減額し、税務上の損失の計上を防止するものである。適用免除要件は?別表添付の要否は?子会社が合併したら?孫会社からの配当は?実務上、検討事項が複雑な本特例を徹底解説!!
目次
第1章 外国子会社配当益金不算入制度(法法23の2(1) 外国子会社から受ける配当等の益金不算入
法法23の2(2)一・(3) 益金不算入の対象から除外される損金算入配当
法法23の2(2)二 益金不算入の対象から除外される一定のみなし配当 ほか)
第2章 子会社株式簿価減額特例(法令119の3(7)柱書 1単位当たりの帳簿価額の算出方法
法令119の3(7)各号 子会社株式簿価減額特例が適用されない場合
法令119の3(8) 株式等の帳簿価額から減算する金額に関する特例計算 ほか)
第3章 外国子会社配当に係る外国源泉税の取扱い(法法39の2 外国子会社から受ける配当等に係る外国源泉税等の損金不算入;法令142の2(7)三・(8)一二 外国税額控除の対象とならない外国法人税の額)
著者等紹介
梅本淳久[ウメモトアツヒサ]
デロイトトーマツ税理士法人。タックスコントラバーシーチームマネジャー。公認会計士・米国公認会計士。司法書士試験合格。デロイトトーマツ税理士法人に入社後、税務申告業務、国際税務コンサルティング業務を経験し、現在は、相談・審査請求・教育研修などの業務に従事している。民間専門家として、国税審判官(特定任期付職員)に登用され、国際課税担当として、国際課税事件の調査・審理を行った経験を有する。京都大学理学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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