目次
第1章 「社会のルール」について考えてみよう
第2章 まず「著作権のルール」を知ろう1―どんな権利があるの?
第3章 まず「著作権のルール」を知ろう2―だれが著作権を持つの?
第4章 まず「著作権のルール」を知ろう3―無断で使える例外的な場合
第5章 ルールを「使いこなせる」ようになろう―みなさんは「自由」を使いこなせるか
第6章 「ルールを変える」ことを考えられるようになろう―みなさんは「民主主義」を使いこなせるか
第7章 著作権クイズ!
著者等紹介
岡本薫[オカモトカオル]
元・文部科学省著作権課長・同学習情報課長。東京大学理学部卒。文部科学省の5つの課で課長職を歴任するとともに、内閣審議官(総理大臣タスクフォースのメンバー)として「ミレニアムプロジェクト:教育の情報化」を策定。また、主要先進国の代表で構成する「ストックホルム・グループ」のメンバーとして「著作権インターネット条約」の策定に主導的役割を果たす。2006年から2017年まで政策研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
KindleUnlimited 元文部科学省著作権課長による本格的な解説書。イラストやルビの配慮はしてあるが内容は「こどもむけ」に妥協したものではない。大人にも薦められる。著作権に関しては、弁護士等の著作であってもときに疑わしい記載があるので著者のようなオーソリティーによる執筆は貴重▼「版権」は明治時代の用語であり、現行法には存在しない。この言葉の定義は人によって異なっており、誤解の元なので使わないほうが良い。位置No1320/42292021/05/10
頼ちゃん
6
とてもわかりやすくうまく説明してあるが、それでもやっぱり難しい。でも読んでよかった。2020/01/22
きなこ
0
著作権について学びたく、手にとったが内容がかなりしっかりしていた。言葉が優しく読みやすい。業界の力関係により権利の強弱があるというのはとても興味深かった。 思っていたよりも自由度がありマナーとはまた違う部分もあった。より見識を深めたい 。2023/08/18