目次
第一章 無理解に気付く(親切教師は「熱心な無理解者」;「先生の話は聞くもの」か;「みんななかよく」できない前提がある ほか)
第二章 バランスをとる(「みんなでドッジボール」という人権感覚の鈍さ;礼儀は人間関係の潤滑油;「揃える」から「スタンダード」へ ほか)
第三章 「そこじゃない」(「きちんと」を求めすぎていないか;「夏休みのしおり」による管理;正解は「どちらか一方」か ほか)
第四章 不親切教師的「切り返しの技術」習得のススメ(親切が学びの妨げになる;不親切が引き出す子どもの優しさ;「同じこと」の中でこそ育まれる個性 ほか)
第五章 心配を手放す(「教科書を終わらせる」は目的じゃない;枠の中での自由;ドリルを丁寧に見るよりこまめな小テストで ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mataasita
8
昔からメルマガに登録中。子供を伸ばすために今まで教師がよかれと思ってやってきた親切をやめよう。それが結果として子供の主体性や判断力、行動力を高めることになるという主張。学校の当たり前をどんどん見直すこと、それが実は教師にも保護者にも子供にもメリットがあることがあるという前書と同じことがさらに詳しく説明されていた。保護者対応のところはもう少し早くこの本を読んでいれば・・・と1学期の対応を悔やむことにもなった。前作からそれほど目新しい内容はないが、現代の教師としての大事なエッセンスは確認できる。2025-602025/08/05
kaida6213
6
教師も含む大人への問答という形式で教育に関連するテーマへの思考が展開される。過干渉は良くない、むしろ冷たいくらい客観的に見る方が良い。公平とはそもそも何なのか。この辺りがメインテーマだろうか。教育領域とはいえ自分なりに考え自分のスタンスを持つことが大事。2025/08/09
Kazutaka Horii
0
教員という仕事をしながら、リスクマネージメントの意識が強く、結果親切すぎるよなぁと思っていた時に手に取った本。不親切こそ真の親切。良かれと思って転ばぬ先の杖のようにしている行為も実は子どもにとっては主体的に考えることや失敗するチャンスを奪ってしまう。アドラー心理学の課題の分離のススメのようにも読めた。何でもかんでもやってもらって当たり前な環境に身を置くとお礼すら言えなくなる。当たり前でない環境、不親切さを出すことはとても大事だと思った。ただバランスが難しいところですが、これからの教員の腕の見せ所はここ。2025/08/17
りょう
0
これは本当に大事な視点だと思う。この本では主に生徒指導面や特別活動の内容がメインだが、私としては国語の授業においても同様な思いを前から抱いていた。今後も引き続き考え、実践していこうと考えさせられた。2025/08/12




