出版社内容情報
教育界屈指の論客・千葉大学名誉教授の宇佐美先生が、エッセイの形で教育界の現状を厳しくも的確に批判した一冊。教育界屈指の論客・千葉大学名誉教授の宇佐美先生が、教育界の現状を厳しくも的確に批判した一冊。
多くの教師の日本語表現は荒れている。
教育現実を把握できるような日本語を欠いている。
日本語の論理性をおざなりにすることから生じる問題の数々に、80歳を過ぎてなお教壇に立つ実践家の魂が奮い立ち、「アクティブ・ラーニング」から教育史の大家にまで筆が及びました。
序
第1章「アクティブ・ラーニング」の害
第2章 句点無ければ、文は無し。
第3章〈番〉
第4章 教育史の害
第5章 引用無きところ、インチキはびこる。
第6章 創造のための定義
第7章 基準系記号としての経験
第8章 言葉の皮がはがれると
第9章 議論が無い。
あとがき
宇佐美 寛[ウサミ ヒロシ]
千葉大学名誉教授(教育学博士)
1934年神奈川県横須賀市に生れる。1959年東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。1961年‐1962年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。千葉大学講師、同助教授を経て同教授(1993年‐1997年教育学部長)(1998年‐2000年東京学芸大学教授併任)。2000年停年退官。現在、千葉県立野田看護専門学校等の非常勤講師。
なお、以下の大学・機関(順不同)の非常勤講師(客員教授)を務めた。
東京教育大学、九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、淑徳大学、早稲田大学、放送大学、千葉敬愛短期大学、東京都立保健科学大学、埼玉県立大学、国立看護大学校、厚生労働省看護研修研究センター、聖母大学、三育学院大学
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