内容説明
あなたを勇気づけ、この子の親でよかったという気持ちになります。困難を克服する「勇気」、それを与える「勇気づけ」を中心としたアドラー心理学の普及と実践に力を注いできた著者自身が、家庭で実践した子育て体験を紹介する。
目次
第1章 尊敬・共感・信頼と、勇気づけの子育て
第2章 良好な親子関係を築く
第3章 体験こそ子どもの最大の教師
第4章 豊かな人間関係と社会性を育てる
第5章 自分を勇気づける
終章 新しい時代の親子関係
著者等紹介
岩井俊憲[イワイトシノリ]
1947年栃木県生まれ。70年、早稲田大学卒業。外資系企業の管理職を歴任後、2年間、不登校の子どもたちとその家族をサポート。85年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立し、代表取締役に就任。ヒューマン・ギルドでは、カウンセリング、カウンセラー養成や公開講座を行うほか、企業・自治体・教育委員会・学校でカウンセリング・マインド研修、勇気づけ研修、リーダーシップ研修や講演をおこなっている。ハリウッド大学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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monmon
1
尊敬、共感、信頼。それによる勇気づけ。自分にも子どもにもパートナーにも接し方や考え方を気をつけていきたいと思った。が、実際にはついいらいらしてしまったり悲しくなってしまったりなかなか難しいだろうなと思う。これから始まる育児において壁に何度もぶつかると思うけどそんなときにこの本のことを思い出したい。まずはとにかく元気に健康に育ってほしい。2024/12/10
ぷっしー
0
アドラー心理学を基礎とした育児実践本。アドラー研究者の著者が自身の息子のエピソードを通して教えている。 が、「アドラーを基に素晴らしい育児をして素敵に育ったんですねぇ(棒読み)」 という感想しかわかない。 アドラー自体が悪いわけではない。他者を否定し、自分たちの素晴らしさを強調し、鼻にかけているように思えてしまって読み進めるのが苦痛にすら感じた。2023/06/01