内容説明
日本は運命共同体の台湾を見殺しにしてよいのか!8人の識者が故李登輝元総統に捧げる有事回避のための現実的提言!
目次
序章 次の100年に向け台湾と日本の民間交流をいかに強化するか
第1章 日米豪印と英「拡大クアッド」の確立と台湾―自由で開かれたインド太平洋構想の実現に向け
第2章 日台が民主主義の発展で国際社会をリードするために
第3章 中国の海洋侵出を抑止する日台米間の安全保障協力
第4章 台湾の地政学的地位と中国の統一戦略
第5章 米国インド太平洋軍の台湾防衛―議会報告にみる作戦構想
第6章 李登輝総統が願った「日本版台湾関係法」の実現
第7章 日台第1列島線同盟タスクフォースFICATの構築―Made in Japan 2025 with Taiwan
第8章 テクノロジーにフォーカスすべき日本と台湾の新外交戦略
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
2
タイトルと中身がちょっとずれているような。研究会でまとめた主張に一章欲しいかな。台湾侵奪はある、とか明言して。それから、そこにいたる主張を書いていただきたい。 台湾との交流を深めるなんて、当たり前の事でスペースを埋められてもねえ。 経済的、文化的侵奪はすでに進行中なのでは?せめて、経済的には自由主義側(反専制国家)に引き戻したいよね、本書でいろいろと述べているように。 仮に軍事的侵攻があった場合、日本だったらおたおたしている間に、片付いちゃうのではと夢想しております。2023/03/19