内容説明
最古の神社にまつられた神々の素顔。全国の一宮の歴史に、縄文(粟)から弥生(稲)を経て、令和にまで続く、日本の信仰と文化の根源を探る!
目次
1章 畿内の神々
2章 東海道の神々
3章 東山道の神々
4章 北陸道の神々
5章 山陰道の神々
6章 山陽道の神々
7章 南海道の神々
8章 西海道の神々
著者等紹介
戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ポチ
63
最も古き神々の痕跡が色濃く残る一宮。元々祀られていた神々、本来の神の屋など興味深く読めました。表紙の大神神社、神秘的で惹かれます。2019/12/12
はるわか
11
1100年以上前から同一の地に鎮座し続けている神社は天変地異の直撃とはほとんど無縁。フォッサマグナと中央構造線のクロスポイントにできた断層湖が諏訪湖でありその恐怖の証しが諏訪大社。中央構造線に鎮座する古社:鹿島、諏訪、砥鹿、伊勢、丹生都比売、伊太祁曽、日前宮、大麻比古、阿蘇、新田。縄文からの古代日本の信仰は神奈備、神籬、磐座・磐境(山岳、森林、巨岩)を神の依り代として信仰することに発している。2020/02/01
TheWho
10
コンビニにより多いと云われ、各地に10万社を超える神社が存在する中で、律令制の一つの国毎に最上位の神を祭った一宮成立の謎を言及する1冊。特に興味深かったのは、武蔵国一宮の氷川神社が、国府ではなくなぜ大宮か、祭神の須佐之男命は後付か?。諏訪大社の祭神:建御名方神は、鹿島神宮の祭神:建御雷神に負けたのになぜ戦神として古来より崇拝されているのか?。杵築大社が出雲大社と呼ばれたのは明治以降で、古事記では活躍しない大国主尊が祭神なのか?等など日本の古代が綿々と継承する神社のロマンを満喫した1冊です。2019/11/04
カゲツナ
3
一宮として四八社の神社について書かれている。 興味深いものでした。 それぞれの神社に参拝してみたい気持ちはあるものの難しいでしょうね。 それでも縁があれば行けるのかも。2019/10/26
dai267712
2
戸矢氏には一宮について書いてほしいと思っていたけど実現して嬉しい😊記載された神社のいくつかは毎年必ず参拝しますけど、書かれているとおり素晴らしい場所でした。特に宇佐神宮が凄かったです😉2019/10/03