内容説明
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地球のための政策と戦略」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
目次
巻頭論文 ゾーンに対する新たな解釈が現出させるZTCAデザインモデルの進化方向―ブローデルによる地中海の歴史分析を契機としたゾーンデザインの新展開とその優位性(原田保;石川和男;西田小百合)
論文1 金融地域創生試論(山〓朗)
論文2 ソーシャル・キャピタルにおけるアクターズネットワークのモデリングを目指して―拡大と縮小の事例から(越川靖子)
論文3 地域におけるAI技術の活用処方―考え方と対応、展望(酒井雅裕)
論文4 一般トラック事業者の地域密着戦略―京都・宇治吉田運送の事例をもとに(寺嶋正尚;〓橋愛典)
論文5 鉄道沿線のゾーンデザインに関する学際的アプローチ(鈴木寛)
論文6 地域デザインから考える地域ファミリービジネス(小林康一)
研究ノート1 地方公共団体における移住推進施策と大都市から地方への人口移動の関係―市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略のテキスト分析(荒川清晟)
研究ノート2 地方におけるコレクティブ・インパクトを用いた政策形成の可能性―けせんぬま子育てコレクティブインパクトプラットフォーム“コソダテノミカタ”を事例として(田中惇敏;鵜飼修)