内容説明
朝日新聞「天声人語」やNHK総合などでも取り上げられ、3年間で全国約50館に広がった民営図書館「みんとしょ」の発起人、そして話題の小商い建築「ARUN〓」の設計・運営を手掛ける若手建築家による自分流コミュニティスペースづくりのガイドブック。イメージづくりからオープン準備、運営までの困りごとにQ&Aで答えるほか、民営図書館「みんなの図書館さんかく」、地域の文化複合拠点「ARUN〓」の完成までのストーリー、全国のコミュニティスペース運営者の体験談、軌道に乗せるまでのハウツウなど盛りだくさんの内容を優しい語り口でまとめた1冊です。
目次
1 悩み相談(なんかやってみたいなあ;よし!やってみよう;これ、困ったなあ;アドバイス体験談)
2 プロセス(民営図書館「みんなの図書館さんかく」をつくる;地域の文化複合施設「ARUN〓」をつくる;場をつくる15ステップ)
著者等紹介
土肥潤也[ドヒジュンヤ]
1995年静岡県焼津市生まれ。早稲田大学社会科学研究科修士課程修了、修士(社会科学)。在学時から若者の社会・政治参加に関する活動に参加。2015年NPO法人わかもののまちを設立(現在は代表理事)。静岡県内を中心にユースセンター、ユースカウンシルの発足・運営に携わるほか、全国各地で子ども・若者の地域参加、政治参加に関わる研修や実践支援に取り組む。2020年に(一社)トリナスを共同創業、現在は代表理事。「みんなの図書館さんかく」の立ち上げのほか、商店街を遊び場にする「みんなのアソビパプロジェクト」など幅広く参加のデザインに取り組んでいる。また「みんなの図書館さんかく」のシステムを利用した民営図書館「みんとしょ」のネットワークは全国50館近くに広がる。おもな受賞に第15回マニフェスト大賞優秀マニフェスト推進賞“市民部門”優秀賞、第14回日本まちづくり大賞など。そのほかにNext Commons Lab理事、セブンセンスグループ執行役員など
若林拓哉[ワカバヤシタクヤ]
1991年神奈川県横浜市生まれ。2016年芝浦工業大学大学院理工学研究科修了、修士(工学)。同年よりフリーランスとして活動開始。2022年法人化。現在、(株)ウミネコアーキ代表取締役・つばめ舎建築設計パートナー・(株)NODパートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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