内容説明
“私たちは宇宙の根源的な力によって生かされている”このことが腑に落ちるように納得できたとき、実は、病いと治癒の関係にも根本的な変化が起こり、あなたの病いの真の意味が見えてくるはずです。そう、病いは決してあなたの敵ではないのです。―いのちの治療家・石原克己が考えるいちばん大切なこと。
目次
第1章 人は小さな宇宙―日常の中にあるいのちの仕組み(私たちはどこから来たのか?;「自然の本能」は野生の中の治療家 ほか)
第2章 鳥の目で医学を見れば―伝統医学と西洋医学の成り立ちと相違(西洋医学と健康;漢方の世界と出会う ほか)
第3章 病いの声に耳を澄ます―病いはあなたへのメッセージ(ストレスはどこにあるのか?;怒りと口内炎 ほか)
第4章 「生まれゆく頃の自分」に会いにいく―いのちの始まりを守り続けてきた伝統の知恵を携えて(つわりはなぜ起こるのか?;本当の胎教が始まる場所 ほか)
第5章 病むことも生きること―治療家のいらない世界へ(自然治癒力という仕組み;養生も治療のうち ほか)
著者等紹介
石原克己[イシハラカツミ]
1950年、千葉県生まれ。治療家。東京理科大学薬学部卒業。東洋鍼灸専門学校2部を経て治療家の道へ。鍼灸・漢方などの伝統医療から科学機器を利用した現代医療に至るまで、多彩な療法に習熟。いのちの本質を問う治療家として、医学の枠を超えた場所から、臨床、後進の指導、講演等幅広く活動している。鍼師としての技量は専門家の中でも特筆すべきと評される。本場中国では使い手がほぼ絶えたといわれる古代の鍼「九鍼」の技を現代に継承する一人でもある。東明堂石原鍼灸院・漢方薬局代表取締役、東京九鍼研究会会長、日本刺絡学会副会長、日本中医学会評議員、社団法人中華身心整合学会栄誉顧問、NPOユー・アイ・クラブ医療顧問、東京衛生学園専門学校講師、東洋鍼灸専門学校講師、白川学館門人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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