内容説明
東京の大動脈、中央沿線の今と昔。街並み、乗客、列車、駅、この4つを平明に書き記した著者の歴史家としての視点が冴える。
目次
甲武鉄道からJRまで―中央線沿線史へのイントロダクション
東京駅開設と神田の盛衰(東京駅~神田駅~万世橋駅)
「学生の街」御茶ノ水と中央線(御茶ノ水駅~飯田橋駅)
「新都心」新宿はいかに形成されたか(市ヶ谷駅~四ツ谷駅~新宿駅)
中野駅前の大開発―鉄道大隊からサンモールまで(東中野駅~中野駅)
「阿佐ヶ谷文士」と杉並区(高円寺駅~西荻窪駅)
「住みたい街」武蔵野市と中央線(吉祥寺駅・武蔵境駅)
「文士村」と工場進出(三鷹駅)
小金井桜と「はけ」の街(東小金井駅~武蔵小金井駅)
国分寺市と中央線―別荘地からペッドタウンへ(国分寺駅~西国分寺駅)
学園都市の形成と国立市(国立駅)
「空都」立川の発展史(立川駅)
日野五社と団地の街(日野駅~豊田駅)
「桑都」八王子と高尾山(八王子駅~高尾駅)
著者等紹介
永江雅和[ナガエマサカズ]
1970年生まれ。専修大学教授。一橋大学経済学部卒、同大経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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