老い―人文学・ケアの現場・老年学

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老い―人文学・ケアの現場・老年学

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  • サイズ A5判/ページ数 453p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908765179
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C1036

内容説明

超高齢、人口減少社会を迎えた現代日本。終活、グレイヘア、人生100年時代など次々と新しい言葉が生まれ、氾濫している…。こうした時代に、私たちは「老い」をいかに捉え、どのように向き合えば良いのだろうか?過去の日本、現代の日本、そして日本と異なる文化圏へと時空を行き来しながら、「老い」の多様な姿を見つめ、「老い」をめぐる豊かな思索に迫り、人文学と老年学との架橋を目指す一冊。

目次

老い―ケアの現場に根ざした人文学から老年学へ
1部 現代日本における「老い」(ケアと「迷惑」―なぜ今日の高齢者はこれほどに「迷惑」を口にするのか;訪問看護師と老人専門看護師の老いに対する価値観;高齢者ケアに携わっている支援者の老年観―看護師、保健師、理学療法士の語りから;意思決定と感情の能力;現代日本における「老い」と科学技術政策;先端科学技術を活用したリハビリテーションの現状とその可能性)
2部 変容する「老い」(『栄花物語』における「老い」の観念について;『高野山往生伝』に見る老いと死―琳賢の「弥勒像」安置について;長生きはめでたいことなのか?―『徒然草』注釈から見る17世紀における「老い」の観念;其弊は廃すべし、其制は廃すべからず―穂積陳重『隠居論』における社会進化と「老い」;明治末から大正期におけるメチニコフの「老い」をめぐる言説の受容;1960年代以前における献体運動と白菊会;翁童というナラティブ―『フランダースの犬』受容から考える)
3部 「老い」の多様性(老いの境界―西洋の知見から;中世ヨーロッパの修道院における看取り―ハイスターバッハのカエサリウス『奇跡についての対話』を手がかりに;「自分が何者であるかも判らない」―ボーヴォワール『老い』に対する現象学的アプローチ;儒家の養老思想およびその現代社会における意義について;中国における高齢者ターミナルケアの歴史と現在)
「老い」をめぐる人文学研究から「老年人文学」へ

著者等紹介

本村昌文[モトムラマサフミ]
1970年生まれ。岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科・教授。東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程単位取得退学。博士(文学)。専門は近世日本思想史

加藤諭[カトウサトシ]
1978年生まれ。東北大学学術資源研究公開センター史料館・准教授。東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本近現代史、アーカイブズ学

近田真美子[コンダマミコ]
1975年生まれ。福井医療大学保健医療学部・准教授。北海道医療大学大学院看護福祉学研究科博士前期課程修了、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在籍中。修士(看護学)。専門は精神看護学

日笠晴香[ヒカサハルカ]
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科・講師。東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程単位取得退学。博士(文学)。専門は生命倫理学、臨床死生学

吉葉恭行[ヨシバヤスユキ]
1963年生まれ。岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科・教授。東北大学大学院国際文化研究科博士課程後期3年の課程修了。博士(国際文化)。専門は科学史・技術史、技術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。