内容説明
何が少年たちの人生を分けたのか?ライフコースを通じて、犯罪や逸脱行動を繰り返す人と犯罪や逸脱行動から離脱する人とを分ける要因は何か。多面的な指標が含まれる、グリュック夫妻による1000人の長期縦断調査データを再構築・再分析し、年齢に応じたインフォーマルな社会統制理論を提唱した記念碑的名著。
目次
第1章 年齢に応じたインフォーマルな社会統制理論に向けて
第2章 少年非行の解明とフォローアップ調査
第3章 データの復元、補完、妥当性の確認
第4章 少年非行の家族的文脈
第5章 学校、仲間、きょうだいの役割
第6章 長期にわたる行動の継続性
第7章 成人の社会的絆と犯罪行動の変化
第8章 犯罪と逸脱の比較モデル
第9章 ライフヒストリーの探究
第10章 まとめと展望
付録 グリュック夫妻の当時の研究における調査員へのインタビュー
著者等紹介
サンプソン,ロバート・J.[サンプソン,ロバートJ.] [Sampson,Robert J.]
ハーバード大学ウッドフォード・L.&アン・A.フラワーズ大学教授
ラウブ,ジョン・H.[ラウブ,ジョンH.] [Laub,John H.]
メリーランド大学カレッジパーク校名誉教授
相良翔[サガラショウ]
埼玉県立大学保健医療福祉学部准教授
大江將貴[オオエマサタカ]
帝京大学文学部助教
吉間慎一郎[キチマシンイチロウ]
検事
向井智哉[ムカイトモヤ]
福山大学文化学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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