内容説明
「多人種都市」ロスアンジェルス―南カリフォルニアの陽光輝くこの大都市は、有色の人びとを潜在的な「脅威」とみなして監視・取締り・収監してきた長い歴史を持つ。本書は、このサウス・セントラル地区を中心に、アート建築、新聞、自伝などのエゴ・ドキュメント、詩、図書館、壁画、脚本を主な題材に、こうした警察暴力と貧困、レイシズム、排外主義に抗する文化を創り、支えてきた無数の人びとに注目する。そして、そこで創造された文化と知がどのように社会運動を後押しし、新しい政治闘争の場を生み出していったのかを明らかにして、今も継続する「「民衆」のロスアンジェルス」を築くための闘いを描き出す。
目次
序章 サウス・セントラルという闘争の〈場〉へ
第一章 ロスアンジェルスにおける長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス―「民衆」のための政治
第二章 〈廃品〉からの創造―「民衆」のタワー
第三章 「表現という剣」―ワッツ・ライターズ・ワークショップと「民衆」の詩
第四章 「歴史をつくることは闘いである」―「民衆」の図書館
第五章 「多人種都市」を描く―「民衆」の壁画
第六章 「民衆」を編み直す―一九九二年ロスアンジェルス蜂起/反乱における多重の声
終章 再編される文化と知
著者等紹介
土屋和代[ツチヤカズヨ]
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学研究科博士課程修了。Ph.D.(歴史学)。神奈川大学外国語学部准教授等を経て、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授。〔主要著作〕Reinventing Citizenship:Black Los Angeles,Korean Kawasaki,and Community Participation(University of Minnesota Press,2014 第20回清水寛賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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