感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
無重力蜜柑
10
MAGAやAfD、参政党の躍進で盛んに言われるようになった「極右のインターナショナルな連帯」に関する本。このタイミングでまとまった論考が出たことには意義があるし、個別には結構初めて見る話もあって面白い。例えば「セルビアにおける民族主義の反イスラム化と、欧州極右との相互作用」や「欧米極右の世界観における反ユダヤ主義とシオニズムの関係」などだ。この辺は筆者が東欧〜中東圏の現代政治の専門家だからだろう。米国や西欧の専門家の極右分析とは少し色合いが違う。ただ、全体の構成から見ると正直ツッコミどころが多すぎる。2025/10/13
-
- 和書
- 実務民事保全法




