沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜―政治結合・基地認識・経済構想

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沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜―政治結合・基地認識・経済構想

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  • サイズ A5判/ページ数 286,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908672095
  • NDC分類 318.299
  • Cコード C3021

出版社内容情報

2014年、「オール沖縄」を掲げて翁長雄志が新たな沖縄県知事となった。いわば1950?60年代に成立していた「島ぐるみ」の再来である。本書は、主に1950年代から60年代における保守勢力の実態分析を中心に、基地認識や経済構想に関わって沖縄住民が「島ぐるみ」で一致しうる基盤とはなんだったのかを明らかにしようとするものである。これまで十分に進んでいなかった保守勢力の分析から、現代沖縄政治の原点をさぐる。

序章 沖縄戦後史研究の現状と課題 



第一部 政治結合(第一章 一九五〇年代における政治勢力の変遷―琉球民主党から沖縄自由民主党まで―/第二章 一九六〇年代における政治勢力の変遷―沖縄自由民主党の分裂と再編―)



第二部 基地認識 第三章 戦後沖縄における「基地問題」の形成過程/第四章 石川・宮森小学校ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開/補論 「島ぐるみ」による沖縄戦認識の形成とその変容)



第三部 経済構想(第五章 一九五〇年代における「基地経済」と「自立経済」の相剋/第六章 沖縄の復帰過程と「自立経済」への模索) 



終章 総括と展望 

櫻澤 誠[サクラザワ マコト]
1978年生まれ。大阪教育大学教育学部准教授

内容説明

二〇一四年、「オール沖縄」を掲げて翁長雄志が新たな沖縄県知事となった。いわば一九五〇~六〇年代に成立していた「島ぐるみ」の再来である。本書は、主に一九五〇年代から六〇年代における保守勢力の実態分析を中心に、基地認識や経済構想に関わって沖縄住民が「島ぐるみ」で一致しうる基盤とはなんだったのかを明らかにしようとするものである。これまで十分に進んでいなかった保守勢力の分析から、現代沖縄政治の原点をさぐる。

目次

沖縄戦後史研究の現状と課題
第1部 政治結合(一九五〇年代における政治勢力の変遷―琉球民主党から沖縄自由民主党まで;一九六〇年代における政治勢力の変遷―沖縄自由民主党の分裂と再編)
第2部 基地認識(戦後沖縄における「基地問題」の形成過程;石川・宮森小学校ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開;補論 「島ぐるみ」による沖縄戦認識の形成とその変容)
第3部 経済構想(一九五〇年代における「基地経済」と「自立経済」の相剋;沖縄の復帰過程と「自立経済」への模索)
総括と展望

著者等紹介

櫻澤誠[サクラザワマコト]
1978年生まれ、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。現在、大阪教育大学教育学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

14
本書の構成:第一部「政治結合」、保革対立軸が明確化する以前、1950年代から60年代にかけての沖縄保守勢力の変遷を検討。第二部「基地認識」、保守勢力と革新勢力の基地問題についての立場の違いの形成過程、「島ぐるみ」での一致点の検討。第三部「経済構想」、保革を超えた「島ぐるみ」で戦後沖縄政財界が求め続けた「自立経済」について、米軍統治期を通して経済計画に注目しつつ検討。◆従来の研究では、沖縄保守勢力は反共親米の迎合勢力、基地容認論者として捉えられがちであったが、そんな単純な構図ではない事が見て取れた。2017/07/24

Y_Kuroyanagi

0
20170718ー201708282017/08/28

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