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出版社内容情報
「日々を生き抜く心理学=アフォーダンス」と「アニメーション」のコラボが生み出す、明日へと生き延びるためのアニメーション論。アニメ映画「この世界の片隅に」監督・片淵須直氏とのロング対談を収録!
推薦序文はアフォーダンスの第一人者で著者の師・佐々木正人氏。
「この世界の片隅に」「マイマイ新子と千年の魔法」「かぐや姫の物語」「聲の形」「響け!ユーフォニアム」「魔法使いの嫁」「リズと青い鳥」「宝石の国」「プリキュア」……。リアルで清新な感情が息づく傑作アニメーションの数々。その画面を見る私たちの中に湧き上がってくるのは「今日を生きる力」。「日々を生き抜く心理学=アフォーダンス」と「アニメーション」のコラボが生み出す、明日へと生き延びるための新しいアニメーション論。
第1章 環境を描く
第2章 表面の肌理からくる光の束
第3章 動きを知覚でつかまえる
第4章 紙の上の芝居と声の芝居
第5章 立体感をうみだす技法
第6章 遠近法と立体感
第7章 いきいきした動きの作り方
第8章 生態心理学とアニメーション
特別対談 ファンタジーを越え、リアリズムの表現へ!
佐分利 奇士乃[サブリ クスシノ]
著・文・その他
内容説明
リアルで清新な感情が息づく傑作アニメーションの数々―。その画面から「今日を生きる力」が湧き上がってくる!傑作アニメ×アフォーダンスのコラボが、まったく新しいアニメーション論を生みだす!
目次
序章 いつの間にか私のすぐそばにあり、あまりに魅力的で
第1章 あなたのきめ細やかな肌を明るく照らす光―「身のまわり」を「描く」ということ
第2章 あの人を見つけて走りだせば、風景も流れだす―私たちを包み込み環境を満たす、意味を持つ光の列
第3章 なぜ、あの人の動きは艶めかしいのか―変われば変わるほど明らかになる意味・性質を見る
第4章 たとえその表情が作り物だとわかっていても―紙の上の芝居と声の芝居
第5章 見えそうで見えないあの人の姿―隠し隠されるものと、そのヘリが持つ意味
第6章 遠くにいてもあの人の姿ならわかる―描かれるものの立体感と、見える場所の広がり
第7章 あの人の仕草や動きに焦がれる―動きの作り方と見え方
第8章 アニメを見たい、作りたい―生態心理学とアニメーション
特別対談 作品の舞台に観る者を招き入れる―アニメーションの見方の「新しい尺度」をさぐる(片渕須直監督×佐分利奇士乃)
著者等紹介
佐分利奇士乃[サブリクスシノ]
1973年、東京生まれ。東京大学薬学部薬学科卒。薬剤師免許取得。薬剤師として勤務しながら東京大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。専門は生態心理学とアニメーション。本名(佐分利敏晴)での著訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。