内容説明
日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづける永遠の名著!知的な考え方ができる子供の育て方はこれだ!
目次
第1章 学級を組織する
第2章 日記を書かせる
第3章 研究をする
第4章 先生!言いたいことがあるのです
第5章 学校行事を演出する
第6章 向山洋一は差別をしているか
第7章 壮大なドラマが時には起こる
第8章 そして、別れる
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
東京都生まれ。68年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、2000年3月に退職。全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術法則化運動」TOSSを始め、現在もその代表を務め、日本の教育界に多大な影響を与えている。日本教育技術学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shiori Kacchi
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向山学級は、とっても知的だ。卒業学年としての心構え。他の学年にはない心構えの存在に驚かされる!第6章は、自分の学級経営を振り返る良いきっかけになる章。2016/04/10
Kei Yamazaki
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この本の一貫したテーマは批判だ。これは非難ではない。批判だ。相手に敬意を持った上で持論を展開する。今、世の中であふれているのは非難だ。何を言うかよりも誰が言うか、意見の中身よりも見えざる集団の力。相手と面を向かい(或いは書面で)それも子供が教師に意見することがあり得たのか。目から鱗だ。それは子供の成長はもちろんだが、教師にもモノが言える、そんなフラットな関係性を上手に保つ力量が必要だ。そんな域に自分は立てるのか。自分のちっぽけさを痛感させられ、そして、その域に達したいと同時に思うのであった。2020/05/19