内容説明
帰る場所はないけれど帰りたい場所もなかった―魂の浮浪者のように「忘れられる幸福」を希い、「ひとりにしないで」と純情を吐く日々。故郷を捨て東京‐大阪へと彷徨する若い詩人・春野たんぽぽの遍歴。血塗られた赤い記録としての表札の衝撃。掛値なしの1冊。
目次
第1部 赤い表札(赤い表札;家族を捨てる―赤い表札2;冬の雨―赤い表札3;ラブホテル;田舎町 ほか)
第2部 環状線(環状線;舌打ち;壊れ物;立ち飲み;文句 ほか)
帰る場所はないけれど帰りたい場所もなかった―魂の浮浪者のように「忘れられる幸福」を希い、「ひとりにしないで」と純情を吐く日々。故郷を捨て東京‐大阪へと彷徨する若い詩人・春野たんぽぽの遍歴。血塗られた赤い記録としての表札の衝撃。掛値なしの1冊。
第1部 赤い表札(赤い表札;家族を捨てる―赤い表札2;冬の雨―赤い表札3;ラブホテル;田舎町 ほか)
第2部 環状線(環状線;舌打ち;壊れ物;立ち飲み;文句 ほか)