内容説明
私たちを魅了する地上の楽園バリそして沖縄の約100年にわたる観光と宗教の「合理化」の過程を、「歩く者」の立場から叙述・理解し、観光宗教論のオルタナティヴを探究する。
目次
序論 問題と方法
第1部 理論的枠組みの検討(歴史の叙述と合理化の探求;合理化しリスク化する現代社会;島嶼の楽園観光地の構造的特徴)
第2部 パリの一〇〇年を振り返る(植民地状況下での楽園観光地化;未完の企てとしての宗教合理化;現代パリの観光・宗教・リスク)
結論 パリの観光と宗教の関係性
補論 沖縄の一〇〇年を振り返る―地上戦の煉獄から観光の楽園へ
著者等紹介
吉田竹也[ヨシダタケヤ]
1963年、三重県四日市市生まれ。1994年、南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻博士後期課程満期退学。2008年、博士(人間科学、大阪大学)。現在、南山大学人文学部人類文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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