内容説明
全体の2割が良くなるだけで、腸という小宇宙の調和は保たれる。大きな発見につながるひらめきは、しばしば偶然を装うよう突然やってくる。「善玉菌」は生きた菌・死んだ菌に関わりなく、腸の健康に作用する。生涯の多くの時間を腸内細菌に関する研究に費やしてきた一人の研究者の考え方、生き方が詰まった一冊。
目次
腸内細菌からのメッセージ
創造するということ
健康であるために
著者等紹介
光岡知足[ミツオカトモタリ]
1930年、千葉県市川市生まれ。東京大学農学部獣医学科卒業。同大学院博士課程修了。農学博士。’58年、理化学研究所に入所。ビフィズス菌などの腸内細菌研究の世界的な権威として同分野の樹立に尽力。「善玉菌」「悪玉菌」の名づけ親としても知られる。ベルリン自由大学客員研究員、理化学研究所主任研究員、東京大学農学部教授、日本獣医畜産大学教授を歴任。現在、東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員。日本農学賞、科学技術長官賞、日本学士院賞、メチニコフ賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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