内容説明
その感動のヨーグルトは絶望を経た希望の味がする。
目次
起 希望の光(岩泉町の悲願;素人集団;冷たい革の椅子;木製のロボット)
承 社長の器(シフトチェンジ;ひみつの乳酸菌;それは、日本初;ひとつひとつ;感動の赤いシール;累積赤字ゼロへ)
転 ラジオから聞こえたメッセージ(後悔とドラゴンブルー;新商品は“化粧水”;2016年、台風10号;ぐちゃぐちゃだった;金色の龍;涙のヨーグルト工場まつり)
継 未来へのバトン(いくつかの大切なこと;生み続ける ほか)
著者等紹介
山下欽也[ヤマシタキンヤ]
1956年、岩手県岩泉町生まれ。1978年、岩泉高等学校を卒業後、JA岩泉町に入組。その後、第三セクターである岩泉乳業に2005年に入社し、工場長を経て、2009年、岩泉乳業代表取締役社長に就任。2016年、岩泉ホールディングス株式会社設立と同時に同社代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
61
岩泉ヨーグルトは、高級感があって、いつも行くスーパーで買うことはできませんでしたが、最近はイオンなどでも見かけることがあり、より身近になってきました。そんな経緯もこの著書を読んでみると、なるほどと頷くことが多い内容でした。地方の赤字会社が起こした奇跡といっていますが、奇跡でも何でも無く、あたりまえのことをやっただけと爽やかに語っています。2024/05/14
parmigiano
3
岩手に来て大好きになった『岩泉ヨーグルト』気になり手に取る。 まさか泣いてしまうなんて思わなかった。 ページを捲る手が止まらず、気付いたら読了。美味しいだけで嬉しいのに、美味しい理由が人、山下社長の様な方が経営者でいらっしゃる組織だって気付けて更に感動する。食べながら陰ながらの応援をし続けます!! 岩泉ヨーグルトとこの作品をセットでオススメします☝️2025/02/16
よし
2
岩泉ホールディングス株式会社の山下社長による奮闘記。この本を読むまで山下社長が岩泉乳業の累積赤字を解消し黒字経営に持っていったことを知りませんでした。人の縁を大切にしてきたことと社長自ら国内外に出かけ営業していることが会社の成功につながっているのだと思いました。岩泉ヨーグルトの開発や台風10号災害からの復旧の話も一読の価値があります。大谷翔平さん同様、私も岩泉ヨーグルトのファンです。2024/08/14
なんこっちゃん
2
岩泉を知る人間として、この物語が身近なモノとして迫ってくる。描かれていることがビジュアルとして思い浮かぶ。岩泉ホールディングスのこれからも全力で応援していきたい。まずは、岩泉ヨーグルトを購入する!2024/07/20




