内容説明
特別支援教育を大学で教えていた松平彩は、あるとき小学校の通級指導教室の担当に任命される。漢字が書けない、ボーッとしてしまう、字が読めない、手先が不器用など…。さまざまな困難さや学校生活を送るうえでの悩みを抱えた子どもたちや担任が彩のもとを訪れる。小学校の通級指導教室を舞台に、学習障害などの発達障害のある子どもが困りやすいケースや状態、特性に合った指導方法を紹介。
目次
通級指導教室のはじまり
ぼくは漢字を書くのが苦手
私はときどきボーッとしてしまう
ぼくは漢字や文章を読むのが苦手
私は細かい動作が苦手
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
2
小学校の通級指導教室に専門的な知識や技術を持つ指導員が配備され、それぞれの児童にあった学び方を提案していくお話。子どもたちと保護者、また担任の先生とうまく連携をとり、子どもの立場に立って調整していかなければならないのは至難の技。このコミックでも他の事にうつつを抜かしているから、できないのだと子どもをを酷評する担任がいて胸が痛くなった。子どもが困る⇛通級指導の教員がサポート⇛学びやすくなるという進研ゼミのマンガっぽいところがあるけれどすべての教員、保護者に読んでほしい。専門家監修のコラムもおすすめ。2021/01/31
みみこ
0
理解のない教員もいて、それでも子どもの伸びる力で理解をしてが1巻の中に描かれているのが良かった。2023/10/14